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Interview

インタビュー

建設業はリアルマインクラフト!
街並みや地図を自分の手で変えていく

仁淀建設 有限会社

土木部 森本 寿弘 さん (2019年入社)

建設業はリアルマインクラフト!
街並みや地図を自分の手で変えていく

仁淀建設 有限会社

土木部 森本 寿弘 さん (2019年入社)

Q

土木の経験が長いそうですが、これまでの経緯や現在勤めている「仁淀建設」について教えてください

A

土木一筋20年です。現在の企業に入社するまでは、高知市や大豊町などの建設会社に勤めていたのですが、やはり自分が生まれ育った土地で働きたいとの思いから土佐清水市に帰ってきました。「仁淀建設」は土佐清水市を中心に幡多地域全域で建設事業を展開。道路や橋梁などのインフラ整備をはじめ、護岸や擁壁工事、足場工事など様々な施工を行っています。地元に帰ってきたからには、大好きな土佐清水市で暮らす人たちの生活をより快適に、美しい自然も残していけるような環境に優しい施工に努めていきたいです。

Q

この業界の20年前と現在で変化したと感じるところを教えてください

A

1番は技術の進歩ですね。ひと昔前は地面の高さを合わせるため何度も測量をしながらユンボで地面を掘り進めていたのですが、今はICTの導入により自動で高さを調整してくれます。工事写真も以前は高い場所や離れたところまで行って撮影していましたが、ドローンのおかげで手間がなくなりました。2番は働く人ですね。僕が土木を始めた頃は「やって覚えろ見て盗め」という時代でしたが、最近ではそんな古い体質も改善され、効率良く仕事を進めるためにも、しっかりと教えられる人材が増えてきたと思います。あとは休日ですね。今は週休2日制の企業が多いですが、20年前は休日なんてほとんどありませんでした(笑)

Q

建設業というと、いわゆる3K(きつい・汚い・危険)が懸念されがちですが実際のところはどうですか?

A

「きつい」は前述した通り、技術の発達により今まで苦労していた作業がずいぶん楽になりましたし、何よりも安全第一が重視されている現代では、無理のない工程管理が行われているので、そこまできついと感じることはありませんね。新人の頃は慣れない作業なので、きついと感じるかもしれませんが慣れれば大丈夫です。「危険」に関しては、自身の注意も必要ですが、安全対策を徹底した企業が多いので、そこまで心配する必要はないと思います。「汚い」の定義は人それぞれですね。僕は頑張って働いた汗や汚れは、かっこいいと思っています。

Q

仕事の楽しさや魅力、やりがいを教えてください

A

建設業は建物や道をつくったり、山を削ったり、川の流れを変えたりと、街並みはもちろん、地図をも変えられる楽しさがあります。経験を積めば積むほど知識や技術も身につきますし、資格を取れば一生ものになります。僕は現在、型枠や足場をつくる資格、溶接機やチェーンソーを扱う資格、重機の免許など20以上の資格や免許を取得しています。土方一筋20年の経験とこれらがあればどこに行っても怖いものなしです。やりがいは、自分が携わった構造物が地元の人たちを守ることに繋がり、何十年先も残っていくところだと思います。

Q

学生に向けてメッセージをお願いします

A

建設業では鉄筋屋さん、左官屋さん、大工さん、足場職人など沢山の業種の人たちと出会えます。自分1人では想像できなかったアイデアや意見が聞けるのはもちろん、それらを吸収して自分の力にし、新しい創造ができる仕事です。